この漢字読めますか?
クイズに近い、古典的な難読漢字です。
有名なものらしいんですが。
なぞなぞ風でちょっとおもしろいので、興味のある方は一休さんになって、
頓知をひねってみてください。
…ポクポクポク。
1) 海海海海海
2) 山上復有山
3) 子子子子子子子子子子子子
4) 人在草木間 目在竹木傍
5) 林下祖師現半身 水辺尊者隠頭脚
スクロールすると、ヒントが出ます。
「続きを読む」で正解です。
正解までが遠くてすみません。
もしも、間違いに気づかれましたら、ご指摘ください。
ひんと
1) 答えは5文字です。海ではじまる漢字は多いですね?
とはいえ、わたしもこのヒントではまったくわかりませんでした。
2) 答えは、漢字一文字になります。
国語の授業で習ったことがあるような気も……。
漢文のように、分解します。
「山の上に復た(また)山有り」というと??
3) 答えは、ひらがな16文字。
「子」って、何通りも読み方がある。
「こ」以外になんと読む?
ちなみに、接続詞「の」が、4つ加わります。
4) 答えは、漢字二文字です。
問2と同じ要領で、漢文のように分解してみてください。
5) 同じく、漢字二文字です。
漢文に分解するのが、正解へのカギです。
答えを知りたい方は、「続きを読む」をクリック☆
後期高齢者医療制度をめぐるごたごた [政治 社会]
2006年2月、小泉政権下で健康保険法の一部改正が行われ、後期高齢者医療制度の創設が語られる。2008年4月1日、後期高齢者医療制度スタート。まるで「姥捨て山」のようだと国民から批判を浴びる。一部では保険証の到達が遅れ、医療現場は大混乱。与党の政治家からも「制度のことをよくわかってなかった」「実は反対だった」などなど、無責任な発言が続出。そんな中、桝添厚生労働大臣は、「長寿医療制度」と名前を変えることで、国民に理解を求めていた。
2008年9月20日。 時は総裁選選挙の終盤である。桝添大臣は、「国民が支持しないような制度は大胆に見直すべきだ」と現行制度の廃止と新制度の検討をテレビで語る。75歳という年齢区分の廃止、年金天引き徴収の廃止、若年層への負担増加をしないと語る。その上で、麻生氏もこの考えに了承しており、所信表明演説にくみこまれると語った。
連立政権の公明党と、自民党の他の議員からは「聞いていない」との声が上がる。厚労省幹部は、制度の維持を示唆する中、22日麻生太郎幹事長が、「国民に納得してもらえないなら、非を改めるのに長い時間をかけるべきではない」と、桝添氏の考えに同意。「制度の骨格を維持したままで、根本的に見直す」と、自公で合意。
さて、導入時から混乱を極めていた後期高齢者医療制度。障害者認定されている若年の方も、なんとなくこの制度に組み込まれている。「一番医療費を使う人に、自分たちの分を負担してもらおう」という厚労省の意図がはっきりしており、弱者切り捨てという冷たさが感じられる制度。もちろん、反対だったが、すでに始まっている制度である。
後期高齢者医療連合なる新しい機関も作られている。該当者には、保険証の発行もすんでいる。PRのためのリーフレットも次々作成されている。この制度のために使われた多くの血税は、どこへいってしまうのか。そして、制度開設時のあの混乱が、また繰り返されるのだろうか。
はっきりいって、桝添氏の大暴走であり、麻生氏は無責任である。来るべき選挙のために、高齢者の票を取り込みたいとしか思えない。
財源として、世代間の負担をなくすということを前提としている。世代間の負担なく、財源確保する方法とは?その答えは、消費税でしょうね。「みんながいやがってる制度を改正するんだから、消費税納得してよね」ということと思われる。
いずれにしても、健保・国保の枠組みだけでは、医療保険制度は破綻するだろう。後期高齢者医療制度をこのまま残せば、この先どんどん高齢者の保険料が上がり、生活が成り立たなくなる人も多いだろう。いったいどうやって、後期高齢者医療制度の枠組みを残したまま抜本的改革を行うのか、見当もつかない。
おそらく、名前がすげかわって、75歳以上だったのが、65歳くらいに引き下げられる。大まかな制度は大して変わらないまま、財源に消費税導入というところでしょうかね?
麻生氏は昨日総理になりました。今日は組閣だとか。これだけ大きなパフォーマンスに打って出たのだから、桝添さんは大臣留任でしょうけど。抜本的改革なんだから、もっと素晴らしい内容で、国民の理解が得られる制度を考えることができるのでしょう。ま、お手並み拝見ですね。
余談ですが、麻生総理は、「食品以外に消費税を」のようなことを言っていたけれど。食品っていろんなものでできている。その原材料や肥料、パッケージの工業製品。輸送費用。他のものにすべて税金をかけ、食品自体にはかけないというのは可能なのかな。税金はかからないかもしれないけれど…ほかの費用の税金分が定価として組み込まれ、実は値上げになるんじゃないかなー。どこまでを食品とするのか、そこもまたもめそうで、大規模詐欺の温床になったりして。
日本の政治は息切れしてるね。ただただ「選挙のためだけに」。安心できる未来は遠い。
「はたらけど はたらけど なおわがくらし らくにならざり ぢっとてをみる」ー石川啄木
21:00、本文に追加。さきほど組閣発表。桝添氏、大臣再任。
麻生さんは、ひとことコメントで何を期待してるのかを発表しました。後期高齢者医療制度には、 触れませんでしたね。さて、どうなるやら?
とりあえず組閣には、意気込みを感じました。期待できるか?
「アヒルと鴨のコインロッカー」 [レビュー]
「一緒に本屋を襲わないか?」そんな唐突なシーンから始まるこの話。伊坂幸太郎氏の作品である。はっきりいって、すごくいい。
このフレーズを見て、村上春樹氏の「パン屋再襲撃」を想い出した方は多いと思う。「アヒルと鴨…」は現在と二年前のシーンが交互に繰り返されるカットバック方式で、これは村上氏の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」で使われた手法である。個人的には、伊坂氏は村上氏の影響を強く受けているのかなと感じる。
引っ越しの荷物整理をしながらボブ・ディランの歌を歌っている椎名。その歌を聴き、本屋襲撃をもちかける河崎。なんとなく、ノルウェイの森での永沢さんの台詞を思い出させる。「グレート・ギャッツビィを三回読む男なら俺と友達になれそうだな」という例のあの台詞である。全般的に、村上さんっぽさが漂っていて、村上氏の作品が好きな私にとっては二度楽しめる。そんな作品だった。
余談は、ここまで。さて、本題について。
文章が都会的で、洒脱で軽妙。テンポがよく読みやすい。それだけでなく、登場人物のキャラクターが生き生きしている。映像が浮かんでくるようなそんな作品だった。
現在のパートは、椎名と河崎。二年前のパートは、琴美によって語られる。それらが徐々にリンクしていき、意外な結末に向かう。
前半は、とにかく意外性があって可笑しい。それが徐々にせつなくなっていき、後半は泣ける。さだまさしさんの歌で、「自分の人生の中では誰もがみな主人公」という歌があるが、そうではない。脇役のまま、もう過ぎてしまった二年前。手出しできない二年前の物語に、脇役として関わっていく。それが、なんともいえない余韻を残すのだろうか。もうどうすることもできない失われた過去に泣け、それを今も負い続ける現在の人たちに泣ける。なんとも理不尽なシーンもあり、それぞれの登場人物が抱えている残酷な現実もある。それでも、琴美を中心としてつながっていた彼らは、誰よりも助け合い、輝いている。そして、今もまた強烈に息づいている。
あらすじは、これ以上はやっぱり書けない。読んでみてください。是非とも。
さて、この「アヒルと鴨のコインロッカー」は映画化され、DVDとしてリリースされている。わたしは普段、気に入った原作の映画は観ない。理由は簡単。うまくいってないことが多いからだ。原作はすごくいいのに、映像はガッカリ。原作のエッセンスが消えてしまっている。そういった経験をお持ちの方もいると思う。
しかし、今回はこの難しい原作をどのように映像化しているのかに興味を持った。そこで、DVDを借りてみた。
映画も、すごくよかった。
確かに、原作とは多少違う部分もあるし、映画と原作ではテーマも多少違う。でも、そんなことは気にならないくらい。「クスリ」と笑えて、胸がジンとして、せつない。「別の作品だけど同じ作品で、でもやっぱり違う作品」として、楽しめた。映画も、観てください。是非とも。
総裁選デキレース [政治 社会]
平成の歴代首相を何人言えますか?20年しか経ってないのに、13人もいるらしい。名前がわかったとしても、正しい順番を答えられる人は少ないだろう。
福田首相(一応、現首相)が、内閣改造を行い、安心実現内閣を宣言し、そのまま辞意を表明したのがつい先日。そのあまりにもあっけない幕切れと無責任さは、そのまま自民党の体質なんではないかと思う。華やかに総裁選をアピールし、「この勢いで国政選挙だ」と、党幹部は勝負を賭けているようだが。またしても、ただの読み違えなんではなかろうか。
誰になっても大差ない自民党総裁。だって、数年前の首相の名前、思い出せないんだもの。自民党内部の選挙なのに、街頭でアピールしたり、テレビで主張したり。それって意味あるの?来る国政選挙へのアピールなんだろうけど、誰が何をやってくれるの?無責任なのは、みんな同じなんじゃないの?
「国民に人気がある」と、訳のわからないキャッチフレーズがついている麻生太郎議員。国民って…本当にそう思ってる?確かに、一年前の総裁選の時には、ネットで歓迎されていたかもしれない。でも、あれは中国族を嫌う人たちが、アニメ好きと言うだけで応援した。ただ、それだけのことでしょう?今回は麻生総裁誕生は間違いない。でも、それじゃ盛り上がらないからと、テレビでよく見る議員達を、わざわざ五人も候補者として擁立した。ただ、それだけのデキレース。マスコミが盛り上げすぎなんじゃないの?
麻生さんは、ただでさえジリ貧で借金まみれなこの国の、国債をどんどん発行して、国力を取り戻すという。それは、借金の先送り。その果てには、社会保障のさらなる低下と、消費税の大幅アップが待っている。ま、とりあえず任期を果たしてくれるならそれでいいけど…って、低いハードルを設定せざるを得ないくらいの、この政治情勢というのはどうなんだろう。
世間もいい加減、デキレースに飽きてきた。そうしたら、沈黙を守り通してきた小泉元総理が楽しそうにひとことフレーズを連発する。小池議員を応援するんだそうな。見栄えのいい小池さんと、インパクトは強い小泉さん。テレビ的には絵になるかもしれないけれど、そんなことを報道する必要ありますか?マスコミの方々。
そもそも、ここまで国力が衰退したのは、小泉改革もその一因ではないですか?たしかに、小泉さんは「自民党をぶっ壊し」た。でも、同時に「日本もぶっ壊し」たように思う。今現在、多くの人が不況や社会不安にあえいでいるのは、誰のせいですか?でも、多くの人は小泉さんが好きである。「うちのだんな、給料がどんどん下がるのよ。税金が多くてねー」と嘆く奥様方は、なぜそうなっているのかを考えることなく、小泉さんがメディアに映ると喜ぶ。未だに、彼が何かを変えてくれると期待している人が多いことに驚く。
小池さんと石原さんは、小泉改革と言っていればウケルと思って、ただそれだけを呪文のように繰り返してる。石原さん、あなたかつて行革担当大臣の時に逃げたでしょ?
小泉改革のすべてが悪かったわけではない、とは思う。しかし、負の遺産は多いうえ、無責任体質を創り出した弊害もまた大きい。
厚労省(桝添さん)は「名寄せ突合なんてできるわけない」と投げだし、社保庁の改革は進まないまま。農林省(失言ばっかりの太田さん)は、「農林省は、業者を守る省庁(で消費者を守るところではない)」と言い放つ。現在もまだ首相であるにもかかわらず、早くも隠居モードの福田さんは、「リーマン・ブラザースの経営破綻なんてたいしたことない」と言い出す始末。北の将軍様の安否が不明で、今後どうなるか不明のあの国のことは「調査の必要なし」と言及せず。目玉といわれた消費者庁も、稼働しないままになるんですか?
本日、大幅に株価が下落。リーマン傘下の企業が連鎖倒産の危機。他のどの先進国よりも、株価と不動産を下げている日本。ここから立ち直る自力はあるのか?全体的に、日本企業自体はがんばっているのではないかと思う。それなのに、信用が得られない。これは政治家のせいではないのか?
誰がなっても大差ない総裁選。国政選挙がいずれあるとはいえ、それももううんざりだ。ここ数年選挙ばっかり。誰がよくしてくれるの?魅力ある政治家が不在で、入れる人もいないのに。
選挙権を行使しない国民が悪いんだ。国民も共に日本を駄目にしたんだ。これはよくある論調である。 そう言われても…ね。いったいどうすりゃいいんだか。
政治にも不信。将来には不安。犯罪が増加しているこの世の中。明るい展望がどこかにあればいいのだけれど。
とりあえずマスコミも、視聴率目当ての報道をやめませんか?
大麻疑惑 [政治 社会]
今回の一連のニュースの中で一番驚いたのは、「大麻の吸引(摂取)自体は犯罪にはならない」という事実である。「違法に所持した場合に犯罪になる」らしい。海外ならばいざ知らず、日本では大麻は犯罪という認識があり、入手困難である。それならば、当然摂取自体も犯罪だろうと思うのだが、いったいなぜ?
大麻は、「大麻草」を原料とし、マリファナ・カンナビスなどと呼ばれている。幻覚成分を引き起こすのは、テトラヒドロカンナピノール(THC)という成分である。このTHCは尿から排泄されるため、尿検査でTHCが存在した場合に、「摂取した」という事実が示される。
さて、カンナビノールという成分は、実は「大麻草」だけでなく「麻」にも含まれるらしい。七味唐辛子等の中にも、麻が含まれているので、それらを摂取した場合には尿検査で反応が出ることもあるらしい。この場合は、もちろん犯罪にはならない。
また、副流煙として摂取した場合にも、やはりTHCは排泄される。自分の意志で吸ってない。知らずに吸っていたと言うことになるので、これも犯罪とは言いづらい。ただ、副流煙を多く吸い込むような場所には、通常の人は縁がないだろうと思うので……そのあたりのモラルは問われるかもしれない。
さらに、麻薬はがん末期等の治療に使われるというのは、皆さんご存知の通り。これは、医師の処方箋が必要。不法所持にならないので、犯罪ではない。
また、海外の場合には、大麻吸引自体が犯罪でない国もあるので、海外での吸引はその国の法律次第。持ち込んだ場合には、不法所持となり犯罪となる。
つまり、尿検査で陽性=摂取の事実を示すもので、自分の意志で摂取したかどうかについては不明。そのため、冒頭の「大麻の吸引(摂取)自体は犯罪にはならない」ということが成り立つ。犯罪行為かどうかを確定するには、その摂取経路の解明や、実際の大麻所持が必要になるとのこと。
「疑わしきは罰せず」の精神に基づくと、大麻を所持していた若ノ鵬は犯罪行為。THCが検出されただけの露鵬・白露山は、推定無罪という結果になります。露鵬・白露山については、どのくらいのTHC値だったのかが、今後の焦点となるかもしれない。
あまり報道されてないが、最初の抜き打ち検査で陽性となった日本人力士がいたらしい。その力士は精密検査をしていないとか?
そもそも、大麻の尿検査には同意とプライバシーの保護が必要だとか。その同意をとってないこと、日本人力士には一切触れず、トカゲの尻尾切りのようにロシア人力士だけを処罰しようとしている。だから、検査自体が信用できない。これが、露鵬・白露山の弁護側の主張である。
そして、「犯罪行為と認定されていないのに、解雇は重すぎる」というのが、露鵬・白露山の主張である。まぁ、そう言われればそうかもしれない。相撲協会側が、自分たちの教育不足から目をそらすために、生け贄を差し出したようにも思える。ただ、THCは、日々排泄されていくわけだし、潔白を証明したいなら早く検査を受ければいいのにとは思う。こうやって、のらりくらりと検査を避け、THCの残留が出なくなるまで粘るのだろうかという疑惑は残る。いずれにしても、露鵬・白露山については、白黒はっきりするまでは、処分保留が望ましいかもしれない。そして、国際スポーツ裁判所での、ドーピングの規定による処分が望ましいのかもしれません。いわゆる「推定無罪」ですから…。いまいち、釈然としませんが…。
一方の若ノ鵬。こちらも「解雇が重すぎる」と訴訟を起こしているとか。ただ、こちらについては明らかに犯罪である。犯罪だという認識が不足していたというのは、親方たちの責任であるので、彼らも処分は必要だと思うけれど。若ノ鵬は、国際ドーピング規定によると、解雇が重すぎるという主張らしい。しか~し、日本ではドーピングではなく、やはり犯罪なのだ。
テレビのコメンテーターで、「公務員も大麻で失職しない」と言った人がいた。力士も公務員みたいなものなのかもしれないが、それは、その公務員規定が間違っている。だって、一般企業なら、即クビでしょう。昔から、「公務員は悪さをしない」という訳のわからない認識があり、公務員の犯罪規定が甘すぎる。民間では許されない大麻犯罪である。
コメンテーターはこうも言った。「芸能人でも許された人がいるんだから、復活のチャンスを与えるべきだ」いや、違うって。彼らは一応、その犯罪を悔いたのち、自分の力等々で復活した人もいる。そのまま忘れ去られた人もいる。それだけのこと。だって、もともと自由業なんだから。
わたしは何も、スポーツ選手は清廉潔白でなければならないという、古くさい考えは持ってない。人格的に最悪であっても、強い。そういう人もいると思う。しかし、若ノ鵬は犯罪である。しかも、国技である。やはり、今後の子供達に与える影響も強いと思う。「悪いことをしたら罰せられるんだよ」「大麻はやってはいけないことなんだよ」子供達には、そう教えるべきだと思う。
よって、若ノ鵬の解雇は妥当と思う。もしも本当に力があるなら、一度解雇された上でもう一度挑戦すればいい。罪を犯して、その罰を受ける。話はそれからである。ただでさえ、犯罪が増えている昨今。犯罪を助長するようなことはあってはならないと思う。
蛇足ながら追加。七味の中の麻の実は発芽しないように加工されており、栽培できないようになっているそうです。許可された研究機関以外での栽培は犯罪で、自生しているものを見つけた場合には保健所への通報義務が課せられます。アヘンの原料となるケシの花。一般に花壇に植えられている「ヒナゲシ」や「ポピー」は、アヘンの原料にはならず、栽培可能なケシです。詳しくは、保健所のホームページをご確認ください。
桜の種類 いろいろ [花]
「花見」とは、「花、特に桜の花を眺めて楽しむこと」。奈良時代の「花」は主に梅のこと。しかし、平安時代になり、「花」といえば桜を指すようになりました。短い期間に一斉に咲き誇り、潔く散る。その姿に共感を覚える人は多いでしょう。

「願はくは花のしたにて春死なん そのきさらぎの望月の頃」西行
「久方の 光のどけき 春の日に しづごころなく 花の散るらむ」紀友則
「もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし」前大僧正行尊
「風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん」浅野内匠頭
「桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる。これは信じていいことだ」梶井基次郎
桜にまつわる歌は、無常観漂うものが多く、琴線に触れる言葉が多いですね。
さて、「桜」といえば真っ先に浮かぶのが染井吉野。

一斉に開く淡紅色の花が、美しく咲き、美しく散る。お花見も、染井吉野のピークに合わせ、まさしく「桜」の代名詞である。染井吉野が散ると、「桜」は終わった気になりますが…。
さて、染井吉野は、実は園芸種なんだそうです。そして、日本全国に桜は400種類もあるらしい。これは興味深い。…というわけで、桜について調べてみよう。
注・画像のあるものは載せてますが、同定はいまいち自信はありません。ご参考程度にとどめていただけると幸いです。
桜の自生種は、「ヤマザクラ群」「マメザクラ群」「チョウジザクラ群」「エドヒガン群」「カンヒザクラ群」「ミヤマザクラ群」に大別される。なお、よく使われる「サトザクラ」は主にオオシマザクラから派生した園芸種のことを指すそうです。
「ヤマザクラ群」のなかに、「ヤマザクラ」「オオヤマザクラ」「オオシマザクラ」「カスミザクラ」がある。
ヤマザクラは、主に関東から南日本に自生。染井吉野が終わる頃に咲き始める。花と同時に葉も開く。花は中輪で、白っぽく、葉は茶色であることが多いとか。
↓ヤマザクラ

オオヤマザクラは、主に北海道・東北などの寒い地域に自生。花と同時に葉も開く。葉も花も山桜より大輪。花は濃いめのピンクで、葉は茶色。北海道では、エゾヤマザクラと呼ばれるらしい。
↓下の写真は、北海道で撮ったエゾヤマザクラ。葉の色が、すこし記述とは違うようですが、花は綺麗なピンクですね。

↓下の写真は、同じく北海道で撮った桜。八重でもあり、「サトザクラ」と呼ばれる園芸種かもしれません。ただ、色と葉の感じが似てるかなと思って載せてみました。

オオシマザクラは、伊豆諸島特産の桜。品種改良はオオシマザクラが片親であることが多いらしい。花と葉はほぼ同時。花は白、葉っぱは緑で、遠くから見ても目立ちますね。
↓オオシマザクラ

↓散り際は中心部が桃色がかるとか。きれいですね。これもオオシマザクラ。

カスミザクラ…残念ながら画像無し。花弁同士が離れていて葉柄に毛があるとか。小さめの花でまばらに咲くので霞のようにみえるとか。ヤマザクラより花期が遅め。葉っぱは緑で、花は白から淡紅色。

「マメザクラ群」伊豆・箱根あたりに多いとか。高山にも適応しやすいとのこと。花は小さく、花の色は白から淡紅色らしいです。
「エドヒガン群」小さな一輪咲きの花が葉よりも先に咲く。色は白から淡紅色まで幅広い。樹皮は桜には珍しく、縦割れだとか。ベニシダレ、ヤエベニシダレもこの仲間らしいです。
ソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンの交配になるので、ソメイヨシノだと思ってみている桜が実はエドヒガン…なーんてこともありそうです?
↓ヤエベニシダレ


↓シダレザクラ…別名イトザクラ。これもエドヒガンの変種です。

「カンヒザクラ群」中国・台湾に自生。下向きに緋色の華やかな花をつけるとか。開花時期は早く、二月頃。
↓カンヒザクラと確定はできませんが…一応こんな感じかもかも。

「ミヤマザクラ群」寒冷地に自生。白い丸っこい花びらだとか。ブドウのような房状の花が咲き、一瞬桜かどうか迷うとか。
「チョウジザクラ群」花が丁の字に見えるとか。
こうやって探してみると、確かな画像って全然無いですね。来年こそ、真剣に探してみたいです。
では、園芸種を。
まずは、桜の女王「ソメイヨシノ」 エドヒガンとオオシマザクラの交配。
↓

↓ 桜が見守る子供たち

「カバザクラ」 エドヒガンとヤマザクラの交配。
樺桜で、思い出すのは源氏物語。「樺桜の君」とは、源氏がこよなく愛した紫の上のことです。源氏の子である夕霧は、台風の日にふとしたことで紫の上を垣間
見ます。春を愛した紫の上は、源氏の君の愛だけを頼りに生きつつ、けして正妻にはなれなかった。そう思うとこの花が哀しく見えますね。
↓美しくたおやかで、でもはかなげな…そんなカバザクラ。

「ウコン」漢字で書くと鬱金。下向きの花で、逆光になります。この黄色を撮るのは難しいですね。
↓


↓「カンザン」漢字で書くと関山。サトザクラ(人によって作られた桜)の代表品種。近くの人に名前を教えてもらったので、これは確かだと思いますが。色々検索すると、イメージが違うものも多いですね。お花って難しいです。

さて、おまけ。
↓北海道のサトザクラ

↓こちら北海道の山に自生していたもの。八重のオオシマザクラに見えますが…北海道では、寒さに強い「タカネザクラ」や「チシマザクラ」が多いとか。その中のどれなのかは判然としませんが。(どれもこれも違うかも^^;)

↓洞爺湖をバックに

↓こちらも北海道の山で。おしべめしべが長くて、花の感じが違いますね。

↓これは北海道で撮ったもの。ウワミズザクラに見えますが…微妙に違う…???

↓これは、関東でのサトザクラ

↓早咲きの河津桜

↓秋にも咲く桜…十月桜。花期は春と秋。秋に見るとどことなく淋しげなんですが、春先の花は生き生きしてますね。

一口に桜といっても、色々ですね。来年の春には、種別をはっきりさせたいと思います。一度、吉野の山を見てみたいです。きれいなんでしょうね。
「さまざまのこと おもいだす さくらかな」 芭蕉

「告白」 湊かなえ [レビュー]
森口は、中学校の教師である。深い事情でシングルマザーである。愛してやまない娘の愛美(まなみ)が、学校のプールで不慮の死を遂げる。転落による事故死とされていたが、実は、自分が担当するクラスの生徒ふたりに殺されたのだ。森口は、ふたり(少年Aと少年B)を激しく憎む。ふたりは少年法に守られる年齢である。そこで、法にゆだねることなく、自分自身で彼らを裁こうとする。
章ごとに主人公が代わる。一人称で語られるオムニバス形式の手法をとっている。この小説の、キーワードのひとつは「復讐」だ。そして、話題となった多くの少年事件を散りばめながら、少年法について問いかけている。
どんなきっかけで憎しみが生まれるのだろうか?その憎しみは人を変えてしまうのだろうか?人が本当に裁きを受けるのはいつなのか? そんなことを感じながら、読ませていただいた。傑作だと思う。
(以後、ネタバレあり)
「切羽へ」 [レビュー]
官能的という表現で評価されているこの作品だが…「何が官能的なのか、よくわからない」というのが第一印象。読み終えて思い出したのが、「マディソン郡の橋」である。そして、あの本と同じように、「優しいだけの凡庸な夫」がかわいそうだと思う。
かつて東京に住んでいた女性(麻生セイ)が、島出身の男性と共に、生まれた島に戻る。そこで、教員として静かに暮らしている。そこに、違う離島で生まれた新任の男性教員(石和)が、東京からやってくる。一風変わった石和にセイは惹かれ、同様に石和もセイに惹かれる。しかし、ふたりがその心境を語り合うことはない。周囲の人は何となく気づいている。しかし、それについて問いただされることもない。ただ、島で起こるいくつかの事件と共に、ふたりは思いを深くしていく。
ん~~、なんでやねん?どっちか片側というのならともかく、そんなふうに同時に惹かれながら、お互いにそれを認めることもなく、ただゆるやかな愛情が続く。そんなことあるのかな。自分のものにしたいと思うのが普通だろう。情緒がないといわれればそれまでだけど。恋愛は泥臭く、人間くさい。こんなふうに綺麗なままで終わるなんて、フィクションだけだ。(ま、小説だからしょうがないんですけどね)
だからこそ、思う。ふたりは別に、相手に惹かれたわけではないのだろう。
セイにとっては、石和は「東京」の象徴である。石和にとって、セイは「離島」の象徴。島生まれで、東京に住んでいた人たちだけがわかりあえる「望郷の念」がふたりを結びつけたのだと思う。だから、誰でもよかったんじゃないかと思う。セイの夫と、石和でも別によかったんだと思う。(同性同士の恋愛という設定には無理があるけれど)
結局ふたりが愛したのは、「自分の過去」である。永遠に届かない過去だからこそ、何も語り合わず、ただみつめ、いとおしむだけなのだ。だから、「恋愛小説」というカテゴリーには無理があると思う。出版社さん、その安易な帯のつけかたを考え直してくださいな。
石和が消え、セイは過去を断ち切る。夫と共に、現在と未来へと踏み出す。でも、石和が消えなかったらどうなってたんでしょうね…。そして、改めて思う。夫がかわいそうだ。「マディソン郡の橋」もそうであったが、どうして優しい夫には、いつもいつもピエロの役が割り当てられるんだろう。たまには、ヒステリックでないピエロの妻の作品も見てみたい。
…皆さん、そういった作品ご存知ですか?
「深海のYrr(イール)」 [レビュー]
あらすじは、石油に代わる代替エネルギーを模索し、メタンハイドレードの研究が続いている現代。人類は、深海へと進出しようとしている。しかし、深海はまだまだ未知の場所である。人類は、陸での生態系を破壊したように、海もまた破壊しようとしている。そんな中、新種の、意志をもったゴカイが発見される。時を同じくして、クジラが人に攻撃する。ロブスターが爆発し、神経毒を撒き散らす。大陸棚の崩壊により、ヨーロッパが津波による破壊的な被害を受ける。いったいなぜ?新種のテロか、海からの復讐か?その謎を解くべく、アメリカ合衆国の指揮の下、科学者が集結する。さて、人類の未来を守ることが出来るのだろうか?「Yrr」とはいったい何のこと?…まぁ、そういったお話。
この世には未知のことが多く存在しているので、こういったこともありえるのかな、というのが読後感である。人は、海や海棲生物をぞんざいに扱いすぎていた。しかし、母なる海なくしては、人は存在できない。地球の時間で考えると、人類が存在がしているのはわずかな時間。それなのに、人類は人類を中心としてしか物事を考えていない。そこを見直して、自然と共存していく必要があるというメッセージがこめられていると思う。
(以後、ネタバレあり)
シバンムシ襲来と撃退 [出来事]
激しい猛暑の中、リビングでごろごろしていたら、見かけない虫がいた。5mmにも満たないサイズの、雌のカブトムシのような小さい虫。それが、のろのろとカーペットの上を歩いている。あまりのスローペースだし、威嚇しても逃げない。ガムテープでも、あっさりつかまる。でも、心なしか見る頻度が増えてきたようにも…?
気になって、ネットで検索してみたところ。「シバンムシ」という名前であることを知った。漢字で書くと「死番虫」。恐ろしい漢字である割には、その虫自体はやっぱりのんびりしていて、殺虫剤の中にも向かってくるほど、どんくさい。しかし、乾燥した素材なら何でも食し、かの有名なゴキちゃんが致死に至るほどのものを食べても平気という。その好物は、乾燥したもの。畳や簾、小麦粉や砂糖、果てはカップラーメンなどの乾麺、ドッグフード、タバコや古本。何でも食べてしまうので、駆除が大変だとか。
(↓リンク先に画像あり、注意)
http://www.ikari.jp/column/c4/c4_rep07_20061108.html
そこで、ふと思い至った。安値の時に、買い集めた小麦粉などのストック。未開封のまま、密閉性の高いプラスチック容器に入れていたが…あれは無事だろうか?
あわてて、確認してみると………どっひゃー。繁殖場所は、そのプラスチック容器であった。しかも、その隙間から脱出したシバンムシがいたらしく…、それが居間まで出張して、その存在を示していたのだ。シバンムシは、乾燥食材を食い荒らすだけで、成虫は大きな害を及ぼさない。冬期の幼虫が、アリを寄生させ、それが人をかむらしい。シバンムシ自体は、のんびりした虫なのだ。でもでもでもでも、それが集団で集まっているとなると、生理的な嫌悪感を覚える。そう、ただ、ただ、こわいのだ。これは駆除せねば。
周章てて、再度検索。駆除に必要なのは「スミスリン」。スミスリン散布剤が必要だと知った。ホームセンターに出向き、問い合わせるが、「ない」と言われる。あせって再度検索してみたところ、この「スミスリン」は、シラミの駆除薬だとか。しかも、人体への影響はほとんどないという。
そこで、薬局へ走る!問い合わせる!もう、こちらは必死である。
人の良さそうな薬剤師さんが対応してくれる。「シラミですか?」…「いいえ、違います。害虫です」…「そちらへの効能は効いたことありませんが……」どことなく不審気な薬剤師さん。もう一度調べる。
確かにスミスリンには、農薬と医薬品があるらしい。医薬品ではないものをお求めくださいという、文章も見た。しかし、農薬扱いのものが見つからない以上、背に腹は代えられない。農薬だろうが、医薬品だろうが、化学式は同じである。どこに違いがあるものか!効能には違いがないと信じ、渋る薬剤師さんからスミスリンを購入。
結論から言おう。シバンムシに効きました。即効性はないものの、その一瓶を繁殖地帯となっていた容器にぶちこんでみたところ、効果を発揮してくれました。
その容器から、どういうルートだかわからないけれど、逃げ出していたシバンムシを、なんとかせねば☆
幸い、我が家の掃除機は。型落ちとはいえ、ミクロの粒子も吸い取るダイソン(←メーカー)。彼は、望む仕事をしてくれるだろう。電源ON!気持ちよく吸引!ほっとして、台所を掃除していた。乾燥食材をすべて除去すればいいらしい。しかし、それだけでは不安を感じ、台所内をくまなく洗浄。食器もすべて、再洗浄。マジックリンを噴霧しすぎて、その微粒子を吸い込みつつ、激しく咳き込みながら、掃除機の近くに戻ったところ……?
そのホースから、のんびりのんびりうごくものを発見。吸い込んだはずの掃除機の中から、悠々と。なんの危機感もないまま脱出していたのは、例のシバンムシだった。
サイクロン方式、ダイソン。あっけなく敗れる……。(だめじゃん)
そんなわけで。スミスリン散剤を掃除機に吸い込みながら、ふたたびシバンムシにアタック。
一方、台所と居間にしかいないはずの、このシバンムシ。中途半端に残してしまうと、その隣の部屋には畳がある。畳も、好物だとか。
これはまずい!!!
徹底抗戦の構えで、一度も動かしたことのない冷蔵庫も移動。食器棚も移動。裏には何もないことを確認し、ほっと一息。そういった地道な努力を繰り返し、シバンムシを室内では見かけなくなった。
このオリンピックシーズン。大好きなスポーツ観戦もそっちのけになるくらいの、激しい戦いだった。
ある意味、わたしにとっては、オリンピックより激しい消耗戦であった。(こんなことを言ったら選手の方達には失礼だと思うけれども) 二日間の激しい戦い。激しい腰痛を残しながらも、シバンムシに勝利したのだ。戦いすんで日が暮れて。飲んだシャンパンは、F1のシャンパンシャワーに匹敵するくらい美味であった。(いや、こんなことを言ったら、レーサーに失礼だと思うけれども)
そして、今日。虫の気配のないこの部屋から、この文章を達成感を覚えつつ書いている。
しかし、そんな部屋の四隅には。お守りのように、スミスリンの盛り塩があるのだった。ちゃんちゃん☆
ちなみに、シバンムシは、かなりメジャーな害虫らしい。数年前の東京都の調査によると、4千軒中、4千世帯で発生していたとか。(つまり、100%)
もしも、シバンムシの襲来に困っているご家庭の方にお読みいただけて、この戦いの記録が参考となっていただけたなら嬉しいです。
今回、無事に駆除できたらしい。今後の注意としては、乾燥食材の排除。できるかぎり、食べられる量だけを購入することで防げるかと思う。また、密閉容器としては、缶が一番。こういったものを利用するのが最適だろう。ドッグフードも好物らしいので、ペットのいる方はご注意あれ。
ここで、ふと気づいた。乾燥食材には、たしか…カップラーメンもあったはず…。カンパンも。これらが不可と言うことは?おそらくわたしは災害時には生き残れないだろう。
………共存の道を探すべきだろうか?







